きっかけは一杯のコーヒーでした。


ゆったりとした時間が流れる喫茶店で、
一杯ずつ丁寧に淹れてもらうコーヒーを待つあいだ、
バリスタの方とふと名前の話になりました。

「あまり好きではないんですよね、名前」

そんな言葉に、思わずこう返していました。
「あれ?名前には素敵な意味が込められているはずですよ」

気になって名前の成り立ちを調べて後日お伝えすると、
相手の表情がパッとやわらぎ、
胸の奥が温かくなるような笑顔を見せてくれました。
その瞬間の喜びがとても印象的で、
「お伝えできて本当によかった」と心から思いました。

翌朝、毎日のように通っていた喫茶店のマスターに
その話をすると、
「えっ、私の名前も見てくださいよ!」と、
笑顔で言ってくださり、
同じように紐解いてお渡しすることに。

そこから少しずつご縁が広がり、
一人ひとりとお話する時間も深まりながら、
今の活動へとつながっています。

お伝えするたびに感じるのは、
ご自身の名前に込められた想いに触れたとき、
みなさんの心がふっと温かくなり、
パッと輝き出すことです。

一人ひとりが自分の名前を愛おしく思い、
本来の輝きを取り戻していく。
そんな素晴らしい瞬間に立ち会えることが、
私にとっても大きな幸せです。

一つひとつの温かい出会いに、心から感謝しています。